40代からの「書く習慣」で自分と向き合う。自律神経を整える手帳術 PRを含みます

40代からの「書く習慣」で自分と向き合う。自律神経を整える手帳術

手帳に
「完璧じゃなくてもいい」
と書いた。

たったそれだけの一行なのに、
張りつめていた心が、ふっと緩んだ。

仕事も、家事も、育児も。
私はいつも「ちゃんとしなきゃ」と思ってしまう。

誰に言われたわけでもないのに、
自分で自分を追い込んでいた。

その日は、頭がいっぱいで息が浅くて。
とにかく、ペンを持って紙にぶつけた。

「完璧じゃなくてもいい」

そう書いた瞬間、
胸の奥に空気が通った気がした。

書くことで、心が整っていく

手帳は、私にとって
“自分のための場所”だ。

出来事よりも、
「そのとき感じた気持ち」を書くようにしている。

嬉しかったこと。
悲しかったこと。
誰にも言えないモヤモヤ。

書きながら、
心の中で絡まっていた糸が少しずつほぐれていく。

私はそれを、
“心のデトックス”と呼んでいる。

書くことは、
頭の中の整理であり、呼吸でもある。

ペンを動かしているうちに、
呼吸がゆっくりになっていく。

それはまさに、
自律神経が整っていく瞬間なのだと思う。

手帳デコがくれる小さな癒し

書くだけじゃなく、
マスキングテープやシールでページを彩るのも好きだ。

この日の手帳には、
荒波の海と、ふわりと浮かぶ雲を貼った。

荒波は張り詰めた心、
雲はそれを見つめる柔らかな自分。

そのページを眺めているだけで、
なぜか呼吸が整っていく。

このマステと雲のステッカーは、
SHEINとTemuで見つけたもの。

↑画像タップで詳細
見れます!

海外のアートみたいなデザインが多くて、
見ているだけで楽しい。

手帳デコって、
完成よりも“過程”に癒しがある。

どの色を貼ろうか、
どう組み合わせようか。

その時間自体が、心のリセットになる。

養生としての「書く時間」

東洋医学では、
心と体はつながっていると考えられている。

心が乱れれば体も揺れ、
体が疲れれば心も乱れる。

40代になって、
ようやくその意味がわかってきた。

少しのストレスで眠れなくなったり、
天気に左右されたり。

そんなとき、
手帳時間が私を整えてくれる。

静かな場所で、
ペンの音だけが響く。

貼りつけたマステの端に触れる感覚。
香るアロマの空気。

それは、
心と体を同時に癒す“養生の時間”。

書くことで、自分の位置が見えてくる

書く習慣を続けていると、
同じ言葉が何度も出てくる。

「あ、また同じことで悩んでる」
と気づくと、少し冷静になれる。

手帳は心の鏡だ。
今の自分がどこに立っているかを映してくれる。

そして、過去のページを読み返すと、
昨日の自分が、
今日の私をそっと励ましてくれている気がする。

40代からの「自分をゆるめる手帳術」

40代の体は、もう無理がきかない。
寝不足も気温差も、思った以上に堪える。

だからこそ、
少しでも“自分をゆるめる時間”を持ちたい。

誰のためでもなく、
自分のために書く。

たった一行でもいい。
殴り書きでもいい。

紙に書くことで、
心のノイズが少し静かになる。

それだけで、
呼吸が深くなる瞬間がある。

完璧じゃなくていい

書くことは、整えること。
デコレーションは、癒すこと。

それが、私の「手帳養生」。

忙しい日も、疲れた夜も。
手帳を開けば、ちゃんと自分に戻れる。

今日も、ページの上で
心をゆるめながら過ごしていこう。

今日も小さな養生を。

Wrote this article この記事を書いた人

ミカ

手帳と暮らすミカです。 薬剤師・和漢薬膳師として、心と体の「めぐり」を見つめながら暮らしています。 40代を迎え、心や体の声に耳を澄ます日々。 手帳を開く時間は、私にとって小さな養生であり、静かな儀式です。 ここでは、ほぼ日手帳に綴る日々の出来事や心の揺れを通して、 「人間らしく生きる」ためのヒントを探しています。

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