更年期のモヤモヤ、手帳に書けばスッキリ。自分を労わる「お守り」手帳の作り方 PRを含みます

更年期のモヤモヤ、手帳に書けばスッキリ。自分を労わる「お守り」手帳の作り方

こんにちは。

今日は、心も体もどんよりする日の話をしようかな。
私には、小学五年の息子と、二年の娘がいる。
先日、息子の持病のことで病院へ行った。

検査の結果を聞く日は、朝から胸のあたりがざわつく。
何をしても落ち着かなくて、家を出るまでに三度ため息をついた。
結果は、悪化はしていないけれど、劇的な改善もなし。

「時間がかかるから、気長にね」
医師の言葉がストンと胸に落ちる。
けれどその奥で、「もっと早く良くならないかな」という焦りが消えなかった。

帰りの車の中で、張りつめていた糸がぷつんと切れた。
息をするだけで疲れるような、そんな15分だった。

黒糖ラテがくれる、ひとときの救い

こういう時、私は寄り道をする。
決まって立ち寄るのは、ドトール。
沖縄黒糖ラテをテイクアウトして、車の中で一気に飲み干す。

冷たくて、やさしい甘さが体に染みわたる。
ひんやりした甘さが、ざわついた心を少しずつ静めてくれる。

「一人でゆっくりする時間も、ちゃんと大切にしなきゃ」
空を見上げながら、そんなことを思った。
ひと口の甘さが、思考をほどいてくれる瞬間がある。

モヤモヤ期は「自分」を見直すチャンス

四十代になると、心と体のバランスが揺れやすくなる。
「最近イライラする」「何もしたくない」「些細なことで泣きそうになる」
そんな日が増える。

それは更年期のサインかもしれない。
でも私は、すべてを“年齢のせい”にしたくはない。

モヤモヤ期は、たぶん「自分を見直すための合図」だと思っている。
心と体が教えてくれる違和感に耳を澄ませて、
「今、私は何を求めているんだろう」と問いかける時間を持つ。

その小さな対話の積み重ねが、
無理をしない生き方や、自分を労わる感覚につながっていく。

手帳は、私にとっての“お守り”

そんなふうに自分と向き合う時間をくれるのが、手帳だ。
私の“お守り”のような存在。

ページを開いて、その日にあったこと、心に残ったことをただ書く。
今日のドトールのこと、息子の病院のこと、
そして「もっと良い結果が聞きたかった」という本音も。

書いているうちに、頭の中で絡まっていた糸がほどけていく。
「ああ、私、不安だったんだな」
「心配しすぎて、心が疲れてたんだな」
そう気づくだけで、少し呼吸が深くなる。

手帳は、どんな自分も受け入れてくれる。
弱い自分も、頑張りすぎた自分も、そのままでいい。
ページの上では、取り繕わなくていいのだ。

「お守り」手帳の作り方

どうすれば、そんなお守りのような手帳になるのか。
私にとって欠かせないのは、手帳デコ。

お気に入りのマスキングテープを貼り、
小さなシールを散らす。
それだけで、文字だけのページがやわらかく息をする。

今回のページには、落ち着いた色のマステと
コーヒーのステッカーを組み合わせた。
ページを眺めていると、
さっきまで胸の奥にあった焦りが、少しずつ溶けていく気がする。

最近は、ネットでかわいい文具を探すことも多い。
手頃で、ほかにはないデザインが多いからつい“ポチ”してしまう。
ヴィンテージ調のマステや、
くすみカラーのステッカーを選ぶのが好きだ。

貼る時間は、私にとって心を整える時間。
それは「自分を甘やかす」でもあり、
「自分を認める」行為でもある。

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手帳は、私の小さな居場所

夕方、息子が帰ってきて私の手帳を覗き込み、
「お母さん、このシール、カッコいいね」と笑った。

その何気ない一言に、胸の奥がじんわりと温かくなった。
手帳は、私の心を整える場所であり、
家族との小さな会話を生む場所でもある。

誰かの目に触れることがなくても、
ページをめくるたび、私は少しずつ救われている。

心がモヤモヤする日は、
お気に入りのペンとマステを用意して、
“自分を労わる手帳”を開いてみよう。

書くたびに、心の奥で小さな灯りがともる。

今日も小さな養生を。

Wrote this article この記事を書いた人

ミカ

手帳と暮らすミカです。 薬剤師・和漢薬膳師として、心と体の「めぐり」を見つめながら暮らしています。 40代を迎え、心や体の声に耳を澄ます日々。 手帳を開く時間は、私にとって小さな養生であり、静かな儀式です。 ここでは、ほぼ日手帳に綴る日々の出来事や心の揺れを通して、 「人間らしく生きる」ためのヒントを探しています。

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