休んでいるのに休めない日。疲れすぎて何も感じない心と体をリセットする方法 PRを含みます

休んでいるのに休めない日。疲れすぎて何も感じない心と体をリセットする方法

疲れすぎて何も感じなかった今日

今日は、
パソコンの画面を見たくなくて、
そっと目をそらした。

いつもなら仕事の確認をしたり、
明日の段取りを考えたり、
やるべきことを頭の中で整理してしまうのに、
今日はそのどれもできなかった。

疲れすぎて、何も感じない。

心の中の温度がすっと低くなるように、
思考が静かに止まっていく。

子どもたちの病気で気を張り続けていた数日間の反動。
睡眠不足の積み重ね。
生理前の重さも重なって、
体の奥まで鉛が入ったみたいに動けなかった。

「明日から2連休だから、ゆっくりしよう」
そう手帳には書いた。

本当は、どこかに出かけたり、
楽しい計画を立てたりするのが
“休みらしい休み”なのかもしれない。

だけど今は、
何もしないで、
ただ静かに横になりたい。

休みたいというより、
止まりたい という感覚に近かった。

“休んでいるのに休めない”日がある。
ソファに座っていても、
布団に入っても、
頭の中には仕事の通知の影がちらつく。

体は止まっているはずなのに、
心がずっと動き続けている。

限界まで気を張っていた緊張の糸が切れると、
涙も出ない。
不安も怒りも湧かない。
ただ、からっぽになる。

疲れすぎると、人は無になるんだ。

それに、今日気づいた。

だからこそ、
明日と明後日の2日間は、
何もしないと決めた。

パソコンにも触れない。
仕事のことも考えない。
通知は全部切る。

“ちゃんと休む”ために、
思い切って全部を止める。

それが、
今の自分を守るためにできる
いちばん小さな選択だと思った。

気を張り続けていた反動が、一気に押し寄せた瞬間

今日は、頭と肩がひどく重かった。
まるで、見えない荷物をずっと背負ってきたかのように。

毎日のPC作業で凝り固まった肩は、
少し動かすだけで、
ぎしぎし音を立てるように痛んだ。

仕事のことを考えようとすると、
頭の奥がじんとしびれるように重く感じた。
思考が回るたび、
鉛の塊が内側で転がるような感覚。

限界って、突然くるんじゃなくて、
静かに、ゆっくり積み重なっていくものなんだ。

子どもたちの病気で気を張り続けていた数日間。
ちゃんと眠れていない夜。
生理前の体のだるさ。
仕事を休むことへの罪悪感。
戻ったらまた遅れを取り戻さなきゃという焦り。

ひとつひとつは小さな出来事なのに、
全部まとめて肩にのしかかると、
人はこんなにも動けなくなるんだと思った。

今日、画面を見たとき、
文字がまるでざらざらした砂のように見えた。
目に入るのに、意味が頭に入ってこない。

ただ座っているだけなのに、
息が浅くなる。
目の奥がじんじんする。
吐き出す力さえ残っていなかった。

疲れすぎると、感情さえ動かなくなる。

泣けたらまだ救われる。
怒れたらまだエネルギーがある。
でも、何も感じないのは、
心が完全に守りに入ってしまった証拠だと思う。

無理をし続けた体が、
もうこれ以上動かないように、
強制的にブレーキをかけてくる。

「止まれ」
そう言われた気がした。

だから、決めた。

明日からの2連休は、
予定を何も入れない。
PCにも触れない。
通知も全部切る。
考えることさえ、休む。

ただ、止まる。

仕事のことを考えるだけで、
体がまた重くなる気がして、
少し怖かったから。

だからこそ、
完全に距離を置きたかった。

なぜ休んでも休まらないのか──東洋医学の視点から

休もうとしても休めない日がある。
ソファに横になっても、
布団にくるまっても、
頭の中だけがぐるぐる動き続けて、
気持ちがどこにも落ち着けない。

実はこれ、
ただの“気のせい”ではない。

東洋医学では、
心と体を巡るエネルギーを 「気(き)」 と呼ぶ。
気は、元気の「気」、やる気の「気」、気分の「気」。
私たちの状態を表すとき、
自然とその言葉を使うのは
きっとそこに真実があるからだ。

ずっと気を張り続けていると、
この「気」が、からだの表面ばかりで消費されてしまう。
外に向かって張り詰めることで、
内側へ巡らせる余裕がなくなっていく。

その状態を、
東洋医学では 「気虚(ききょ)」 と呼ぶ。

気が不足してしまうと、
どれだけ体を休めても、
心が休まらない。

眠っているのに疲れが取れない。
横になっても思考が止まらない。
ぼんやりするのに、ずっとしんどい。

それは怠けでも、弱さでもなくて、
気が限界まで使われてしまったサイン。

気虚になると、
体の上のほう、特に「頭」に症状が出やすくなる。
頭が重い、考えがまとまらない、
視界が疲れる、息が浅くなる。
そして、それを支えるために肩にも負担がかかり、
全身がさらに重く感じてしまう。

今日の私の頭と肩の重さは、
まさにその状態だったんだと思う。

がんばり続けて、
気を外に向けて張り続けて、
気がからっぽに近づいていた。

だから、
ただ横になるだけの休みでは、
回復しない。

必要なのは、
外に向かって張っていた気を、一度内側に戻すこと。
つまり、
“完全に止まる時間” だ。

誰のためでもなく、
何かのためでもなく、
自分の内側に気を返す静かな時間。

たとえ数時間でも、
深く、深く、
体と心の底へ気を戻していくこと。

それができてはじめて、
本当の意味で休息になる。

心と体をリセットするための“完全オフ”のつくり方

気を張り続けて、
頭も肩も重くなってしまった今日。
私がいちばん必要としていたのは、
予定をこなすための気力でも、
前向きに立ち直るための言葉でもなかった。

必要だったのは、
「完全に止まる時間」 だった。

休んでいるのに休めない日があるのは、
体を横にしていても、
心のスイッチが切れていないからだ。
外に向かって張り詰めていた気を、
内側に戻す時間がないまま
「休まなきゃ」と焦ってしまう。

だから今日、私は決めた。

P Cには触れない。
通知は全部切る。
考え事も、いったん手放す。

「なにもしない」のではなく、
“止めることを自分に許す”

それが、
からっぽになってしまった気を、
静かに自分の内側へ戻す方法だと思っている。

たとえば——

画面を閉じる前に深呼吸をひとつ

ゆっくり吸って、長く吐く。
肺が柔らかくなる感じを頼りに。

明日の心配を先取りしない

「明日考える」でいい。
今は、何も決めない勇気を持つ。

体を温める(首・肩・お腹)

気の巡りは“温度”と深く結びついている。
白湯を一杯飲むだけで、
肩の力がすっと抜けるときがある。

光を柔らかくする

蛍光灯を消して、
間接照明や小さな灯りに。
緊張がゆるんで、呼吸が深くなる。

目を閉じて、何も考えない時間を5分だけ

寝なくていい。
瞼の裏の暗さに身を預けるだけで、
脳の疲れは少し回復する。

“休むこと”は、
怠けることじゃない。

休めない自分を責めるよりも、
まず呼吸ひとつ分の余白を
自分に返してあげたい。

気がからっぽになったときこそ、
外に向かっていた意識を
自分の中心へ戻す。

その静かな時間が、
明日からの自分を救ってくれる。

そして、
“完全に止まる”と決めた日に助けになってくれるのは、
実はほんの小さな道具だったりする。

肩の重さをふっと軽くしてくれる温めアイテムや、
呼吸をゆるめる香り、
気の巡りをやさしく支えるお茶。

無理に元気を出すのではなく、
ただ整えるためのものをひとつそばに置くだけで、
休むことへのハードルが静かに下がっていく。

▶ 肩・首の重さをほどく温めアイテム

▶ 疲れすぎて眠れない夜に寄り添うハーブティー

▶ 気虚の回復を助けるやさしい漢方

香りや温度、味の力は、
からっぽになった“気”をそっと内側へ戻してくれる。

休むことに許可を出せる自分へ

休むことに、
いつからこんなにも勇気が必要になったんだろう。

働くようになってからずっと、
「がんばること」こそ正しいと信じて生きてきた。
ほどほどに、なんて言葉は
自分には似合わないと思い込んで。

仕事も、家事も、子育ても、
全部抱え込んで走り続けるのが
当たり前になっていた。

でも今日、
画面から目をそらしたあの瞬間、
心のどこかで静かに気づいた。

止まらなきゃ、壊れてしまう。

疲れすぎて何も感じなくなる前に、
「休む」を選ぶことが
どれほど大切か。

休息は、負けじゃない。
逃げじゃない。
弱さでもない。

次に進むための準備であり、
自分を守るための行為だ。

肩にのしかかっていた重さを
そっと降ろして、

「今日は、ここまで。」
そう自分に言ってあげられる人でいたい。

完璧にこなせなくてもいい。
求められた以上のことを
背負わなくていい。
全部を抱え続けなくていい。

止まる勇気を持てる人こそ、
ほんとうは強い。

明日から始まる2連休は、
ただの休日じゃない。

削られてしまった気を、
静かに自分の内側へ戻していく時間。

深呼吸をひとつ分、
心の余白を広げるように。

何もしないことを、
ちゃんと選ぶ。

その選択が、
明日の私を救う。

今日も小さな養生を。



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Wrote this article この記事を書いた人

ミカ

手帳と暮らすミカです。 薬剤師・和漢薬膳師として、心と体の「めぐり」を見つめながら暮らしています。 40代を迎え、心や体の声に耳を澄ます日々。 手帳を開く時間は、私にとって小さな養生であり、静かな儀式です。 ここでは、ほぼ日手帳に綴る日々の出来事や心の揺れを通して、 「人間らしく生きる」ためのヒントを探しています。

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